東京ベイ潮見プリンスホテル/東京都江東区

造船にまつわる鉄の古道具を集め、熱して叩く。
同ホテルのサブエントランスに設置した”船工の絵日記”と基本コンセプトを揃えつつ、こちらは華やかさに重きを置いた再構築を施している。
具体的過ぎず、抽象的過ぎず。
リング状に繋ぎ合わせたフォルムは、植物を編んだリースを連想するかもしれない。あるいは別世界への入口のかもしれない。想像は見る側に委ねつつ、エントランスにふさわしいフォルムとして、シンプルな輪を作った。
要素の多い周辺環境の中でも作品が際立つ事を狙い、表面には真鍮古美色の特殊塗装を施した。
真鍮は古い船具に頻繁に用いられる素材でもあり、潮見の造船の歴史を連想させる仕上げである。

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